【片付け】どこから始める?片付けに悩む人に知ってほしいことはコレ!

「片付けしよう!でもどこから…あ~片付かない↷」
そんな片付けに追われているような状態(片付けループ)が続いている…
と感じる方!物を片付けようとしていませんか?
お片付けの悩み、さまざまな原因や要因がありますが、
片付けループを抜け出すには「現状を分析して思考を整理する」ことが重要なんです。

今回は、多くの方が共感する「片付けの3大悩み」と、その背景にある心理から
片付けループを抜け出すための”片付けの第一歩”をご紹介したいと思います。

目次

1.片付けの3大悩みと原因
2.片付けのメリットデメリットからみるあなたの求めるものは?
3.片付けを学ぼう!失敗しない片付けをはじめるための思考整理
4.片付けを学ぼう!片付く仕組みづくり
5.片付けを学ぼう!片付けはじめのNG行動💦
6.最後に!片付けとは

1.片付けの3大悩みと原因

お片付けの悩みは、1つの理由だけでなく複雑に絡みあっていること多いのですが、
自分の悩みを分解して原因を知らなければ、解決はできません。
まず片付けの3大悩みを考察してみましょう。


  第1位  「面倒だから」     (44.8%)   
仕事や家事などで疲れて手が回らないのに、さらに片付けとなると…億劫になりますね。
体力的な疲れは脳疲労にもつながり「もうどこから手をつけたらいいか分からない!」
そんな気持ちが、
より「面倒」を感じさせて、片付けの先延ばしにする要因と考えられます。

  第2位  「物を捨てられない」  (40.7%)
これは「もったいない」という気持ちだけでなく、今までの生活で増えていったひとつひとつの思いや価値が、
手放せなくなっている心理があると考えられ、結果、物が多くなる傾向となっています。
また、それにプラスして「年を重ねることにより、判断力が低下し、”何を捨てて何を残すべきか”という判断が
難しくなり捨てられない悩みになる」
と言われています。

  第3位  「片付けが苦手だから」 (35.5%)
これは性格の問題だけでなく、片付けが下手という思い込みや具体的なノウハウやスキルがないため、
「苦手意識」が生まれている可能性があります。

片付け3大悩みから、多くの方は

「面倒」と先送りして物がたまる →「物が捨てられない」=「私は片付けが苦手!」と思い込む

と悪循環に陥っていると思われます。
現代では、学校教育の中で学ぶ機会はありますが、
今、片付けで悩んでいる方は、片付けを学ぶ機会がなかったので、悩んで当然だと思います。

ここで、片付けの勉強に触れてみましょう。

参照元
プラネット. “Vol.228 家の片付けに関する意識調査”. 意識調査 Fromプラネット. 2025-01-23、 https://www.planetvan.co.jp/shiru/from_planet/vol228.html、(参照2025-07-05)

 

2. 片付けを学ぼう!
片付けのメリットデメリットからみるあなたの求めるものは?

なぜ片付けしたいのか?なぜ片付けした方がいいのか?片付けのメリットをみてみましょう。

メリット デメリット
メンタル安定 笑顔が増える (心・状態) イライラする、怒りやすくなる
ふふん♪自己肯定感がUP (片付けろと言われると?) 自己嫌悪、劣等感をいだく
短時間でできる
自分時間ができる
片付け・探し物 時間がかかる
節約上手になる 物の在庫把握 同じものを買って散財気味に…
衛生的,心身ともに健康になる 掃除 できない
病気や火災のリスク大
安全にすぐ避難できる 災害時のリスク 物が落ちてくる,道がふさがれ避難に時間がかかる
なんでもアクティブに行動 日常 生活に追われている感

そのほかに、判断力や向上心がUPしキャリアアップに繋がったり、うつ病や認知症予防にもなる
と言われています。

どれが一番気になりましたか?
気になったメリットが、今、あなたが一番片付けたいメンタル軸になります。

私は「自分時間ができる」でした。
探し物の時間は、平均1ヵ月76分、人生80年とすると約1,216時間(約76日相当)というデータが
あります。

時間給で計算すると、70万~100万円ぐらいで旅行や趣味に費やせそうですよね♪

 

3. 片付けを学ぼう!失敗しない片付けをはじめるための思考整理

次は、どう片付けたいのか、書き出してみましょう。

-現状把握-
・片付けたい具体的な理由は?(例/来客がある、災害に備えたい)
・片付けないと、どんな気持ちや状況になりそうですか?(例/恥ずかしい、料理ができない)
・片付けたい場所はどこですか?(例/リビング、寝室、クローゼット)
・その場所は、今どんな状態ですか?(例/床に物が散乱している、服があふれている)
・なぜ、その状態になったと思いますか?(例/買いすぎ、家族が散らかす)
・その場所をどんな状態にしたいですか?(例/スッキリ空間に、掃除ができるように)
・どうすれば、理想の状態にできると思いますか?(例/物を減らす、収納する)
-理想の暮らし-
・本当はどんな風に暮らしたいですか?妄想しましょう~
(例/健康的な暮らし、趣味が楽しめる暮らし、仕事や遊びにすぐ出かけられる暮らし)

どうですか?
書き出して、“自分の片付けたいこと” や “自分の思い描く暮らし像” が客観的に見えて、
片付けたい気持ちが高まったり、自分の中で片付けヒントが見えたのではないでしょうか?

この思考整理の答えが、あなたの片付け目標(=片付けゴール)になります。

 

4. 片付けを学ぼう!片付く仕組みづくり

次は、空間・物の片付けの基本をご説明します。

-片付けの基本-

①空間………..部屋の役割や使い方を決めて、そこで使うものだけを置く
(例/キッチンには調理道具や食器、調味料)

 ↑ 部屋の役割が曖昧だと物が散らかる原因になりますので、
   それぞれの部屋の「住人」を決め、他の部屋の住人は入れないという意識が重要です。

②家具の配置…家の中の移動ルートをふさがないように配置する
 (例/洗濯物を干す時のベランダへのルート)

③物……………生活で使うものだけ!収納は8割までにしギューギューに詰め込まない!
動線を考えた場所を物の定位置にする
 (例/帰宅時のバッグの置く場所)

 ↑ 収納は、見つけやすい、戻しやすい がポイントになり、
   動線は、探すなどの無駄な動きが減り、片付けのハードルがグッと下がります。

 

(物の片付けの重要で大切なこと!)

 

物の片付けは「自分の価値観をもとに判断」が重要です。
価値観は人ぞれぞれと言われるように、片付け方も人それぞれで、物の認識基準や整理方法は
親子でも違います。

重要なことなのでもう一回!

 ▼▼▼
自分のものは、自分の価値観の元で “捨てる・選ぶ・購入” を判断すること
家族のものは、必ず!家族に聞いて、共有の物は相談をしましょう。

 

5. 片付けを学ぼう!片付けはじめのNG行動💦

片付けの学びができたので片付けスタートしたいですよね。でも、片付けには練習が必要なんです💦

片付けスタートは、小さいところから
 ✖ リビングなど広い場所や物が多いところ
 〇 自分のバッグの中、物の分類に判断しやすいキッチン

片付けの計画は、片付け時間を決める
 ✖ 今日1日
 〇 今日は、冷蔵庫の中を10分だけ

物の分類は、
片付け場所の物を全だしして、自分の物から自分基準で分類をする
 ✖ 家族の物を片付ける
 〇 家族と自分の物にわけて、自分の残すものを選ぶ 


片付けを一気にした場合…….片付けが身についていないのでリバウンドします。

片付けは「いる/いらない」「どこに置くか」といった小さな意思決定の繰り返すことで、
自分の納得のいく片付けができます。

コツコツ苦手・・・な方、多いと思いますが、
“小さい場所”で物の分類の仕方を練習して、“計画”を立てて、成功体験を積み重ねてください。
それが、片付けの最短ルートですので、ぜひチャレンジしてください。

6. 最後に!片付けとは!

片付けとは、”物を片付けるだけでなく、人生を見据え、自分に合った仕組みを作る”ことです。
あなたにあった片づけ方を見つけることができれば、
必ず片付けられ、きっと!片付けループから抜け出せます。

片付けどこから始める?と悩める方の参考になれば幸いです。